はじめに
沖縄県で5番目に大きい離島「久米島」は、琉球王朝時代から最も美しい島と呼ばれています。
透き通った海と、突き抜けるような青空、そして過ごしやすい気候とが相まって、まさにリゾートにぴったりの島♡
息をのむほどの絶景の数々が広がる、久米島の魅力と見どころをご紹介します!
![沖縄県「久米島」の魅力と見どころ①久米島とは](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/643538/large_643538_1.jpg)
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ①久米島とは
久米島は、沖縄本島から西に約100キロの東シナ海に浮かぶ島です。
久米島本島と奥武島やオーハ島の有人の離島と、鳥島や硫黄鳥島などの無人島を総称して、久米島諸島と呼びます。
島の南西に位置する海岸は緩やかな砂丘海岸となっていて、北西の海岸では発達した珊瑚礁が広がっています。
1983年に、島全体が県立自然公園に指定されたことでも有名ですよね。
特に南東の海岸部は、日本の渚百選に選ばれているイーフビーチやハテの浜など、美しい海浜地帯が魅力なんです。
![沖縄県「久米島」の魅力と見どころ②久米島の気候](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/643538/large_643538_2.jpg)
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ②久米島の気候
久米島は、1年を通してとても暖かな気候に恵まれています。
夏の暑さは5月から始まり、11月頃まで続きます。
5月中旬には梅雨に入りますが、これは本州のみならず、沖縄本土よりも早いんです。
また冬は、曇りや雨の日が多くなります。
年間を通して風が強いので、観光の際には傘よりもレインコートの方が便利ですね。
![沖縄県「久米島」の魅力と見どころ③ハテの浜](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/643538/large_643538_3.jpg)
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ③ハテの浜
「久米島といえば?」と尋ねられたら際に、「ハテの浜」を挙げる人も多い人気の絶景スポットです。
久米島の東側に浮かぶ、奥武島とオーハ島の沖合にある、長さ約7キロの3つの砂浜のことを指します。
久米島から送迎船を利用し、約20分で渡ることができるんです。
海水浴はもちろん、シュノーケリングも楽しめるスポットなんですよ♪
日差しがとても強いので、日焼け止めクリームや熱中症対策として帽子、飲み物は必ず持っていきましょう!
◆ハテの浜
所在地:沖縄県島尻郡久米島町
ハテの浜
![沖縄県「久米島」の魅力と見どころ④ミーフガー](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/643538/large_643538_4.jpg)
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ④ミーフガー
久米島の北側にある、大きな岩「ミーフガー」は“女岩”とも呼ばれています。
南側のガラサー山を“男山”に見立て、その対照としているためです。
そうした呼び名から、特に子宝に恵まれない女性にとってご利益があるとされています。とっても神聖視されているパワースポットでもあるんですよ♡
スケールの大きさに圧倒されるばかりのミーフガーは、穴の下まで歩いて行けますが、車を停められる広場からの道は、とても足場が悪くなっています。
サンダルなどは避け、しっかりとした靴を準備しましょう♪
◆ミーフガー
所在地:沖縄県島尻郡久米島町仲村渠179
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ⑤熱帯魚の家
「熱帯魚の家」は、自然海岸の一部に熱帯魚が集まっているスポットです。
海に入らなくても熱帯魚を覗き見ることができるんです。
波が非常に穏やかなので、条件が揃えば水面が鏡のようになり、天然の水族館として楽しめます♡
よりたくさんの熱帯魚を観察したいなら、海に向かって右側の方がおすすめ。
ただし、海岸の岩はゴツゴツと尖ったものが多いので、なるべく滑りにくい靴を準備していきましょう。
◆熱帯魚の家
所在地:沖縄県島尻郡久米島町久米島比屋定
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ⑥畳石
奥武島にある畳石は、約2千万年前に溶岩が冷え固まってできたものが、亀の甲羅のように並んでいるんです。
大きなもので直径2メートルもあります。
ごつごつした石と、その先に見える海のコントラストが美しく、不思議な光景でもあります♡
干潮時の方が見やすいので、事前に時間を調べておきましょう!
◆畳石
所在地:沖縄県島尻郡久米島町奥武
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ⑦イーフビーチ
イーフビーチは久米島の東側にあるメインビーチ。
白い砂浜が約2キロにわたって続いている美しい浜です。
「日本の渚百選」にも選ばれるほどの眺めが広がり、リーフで囲まれたビーチはとっても清々しいんです♡波も穏やかですよ。
ビーチ周辺ではリゾートホテルやレストランが集まっているので、観光客でにぎわいます。
簡易シャワーやトイレも完備されているので、思う存分遊べますね。
![沖縄県「久米島」の魅力と見どころ⑧久米島ホタル館](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/643538/large_643538_8.jpg)
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ⑧久米島ホタル館
「クメジマボタル」は、久米島だけに生息している貴重なホタルです。
沖縄県の天然記念物にも指定されているんですよ。
クメジマボタルをはじめとした、久米島の生物の多様性を紹介している「久米島ホタル館」では、自然の大切さを学ぶことができます♪
「久米島ホタルの会」を中心としたイベントもたくさん行われていて、楽しみながら久米島の自然に触れられます。
◆久米島ホタル館
所在地:沖縄県島尻郡久米島町大田420
電話番号:098-896-7100
入館料:大人100円/子供50円
開館時間:9:00~16:30
定休日:月曜・火曜
久米島ホタル館
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ⑨五枝の松
国指定の天然記念物である五枝の松もぜひ、鑑賞してください。
高さ約6メートルもある樹の根から5本に分かれた枝が、横に約12メートル伸びており、面積は約250平方メートルにも及びます!
現在は1839年に植えられた2代目の松ですが、樹齢250年を超しています。
樹医により治療が施されていたり、根の回りの土を踏み固めないよう囲いが作られたりしているため、現在の姿が保たれているんです。
訪れる際には、遠くからじっくり眺めるなど、マナーを守ってくださいね。
◆五枝の松
所在地:沖縄県島尻郡久米島町字上江洲
電話番号:098-896-7010 (久米島町観光協会)
![沖縄県「久米島」の魅力と見どころ⑩久米島へのアクセス](https://tabiiro.s3.amazonaws.com/files/article/643538/large_643538_10.jpg)
沖縄県「久米島」の魅力と見どころ⑩久米島へのアクセス
久米島へは沖縄本島を経由して、飛行機や船で向かうことができます。
飛行機の場合は那覇から1日7往復が航行しており、約30分で到着します。
船は1日2往復。約3時間かかりますが、東シナ海を走る船上から、トビウオの群れを見ることができるほか、冬場は運がいいとクジラに出会えるかもしれません♡
もし時間があるなら、船で向かうとよりワクワク感が増すのでおすすめですよ。
久米島町観光協会
おわりに
どこまでも続く青い海と白い砂浜が広がる、沖縄県の離党「久米島」は、まさにオアシス!
リフレッシュできること間違いなしの久米島で、充実感ある休日を過ごしてみてはいかがでしょうか?