はじめに
クロアチアは、アドリア海に面する国で、ボスニアヘルツェゴビナ、スロベニア、ハンガリー、スロベニアに囲まれた国です。
小さい国ではありますが、じつはユニークな見どころの多い国なんですよ。
今回は、そんなクロアチアの首都ザグレブの魅力をご紹介いたします。
ザグレブはクロアチアの首都
ザグレブは、クロアチアの首都であり、同国内最大の都市でもあります。
クロアチアはどちらかというと、アドリア海の真珠と呼ばれる町・ドブトグニクの方が日本人には馴染み深い方もいらっしゃるのではないでしょうか？
しかし、ザグレブだって魅力には引けをとりません。
古き良きヨーロッパの雰囲気を持ち、ノスタルジックな雰囲気のある独特の街、それがザグレブなのです。
しかも、定番の観光地であれば2時間もあれば十分に見て回ることができる観光に適した町なんですよ。
クロアチアの首都「ザグレブ」のおすすめ観光スポット：やっぱりここは見逃せない「失恋博物館」
失恋博物館という名前だけ聞くと、「どんな博物館なの！？」と驚く方もいらっしゃると思います。
簡単に説明すると、世界中の失恋した人の思い出の品が寄贈され、展示してある博物館です。
しかも、寄贈した方のコメント付きで、展示品によってはビデオでもついています。
ちなみに展示されているものを軽く説明すると、失恋相手に出したくても出せなかったラブレター、失恋したときに履いていたハイヒール、同棲していた恋人と破局したときに、元恋人が使っていたものを壊した斧など、実にバラエティーに富んだラインナップとなっています。
ちなみに、失恋博物館に展示品を寄贈した人々は、みなさん失恋を吹っ切って、失恋した時の恋よりも素晴らしい恋に出会っているみたいです。
展示品は日本からでも寄贈することができるので、辛い失恋を吹っ切るために、思い出の品を失恋博物館に送ってみるのもいいかもしれませんね。
◆失恋博物館
住所：Cirilometodska 2, Zagreb 10000, Croatia
電話番号：01-4851-021
営業時間：9:00～21:30
失恋博物館
クロアチアの首都「ザグレブ」のおすすめ観光スポット：ザグレブのシンボル「聖母被昇天大聖堂」
高い建物が少ないザグレブのランドマークとなっているのが、聖母被昇天大聖堂です。
ザグレブに初めてキリスト教区が設立されたのは1094年のことで、それからすぐに大聖堂の建設が始まりました。
そして、ザグレブの歴史的記録がされたころも丁度その頃であり、聖母被昇天大聖堂はザグレブ町を見守り続けてきたとも言えます。
そんな聖母被昇天大聖堂が現在の姿になったのは1880年に起きた大火災の後で、街の大部分が被害を受けた火事となってしまいました。
その後すぐに大聖堂の建設がはじまりましたが、当時の財政状況から質の悪い素材が使用されたために、20世紀に入ってから現在でも修復作業が行われています。
聖母被昇天大聖堂の見どころは、大聖堂内にあるステンドグラスです。
キャンドルの灯りと太陽の光に照らされ、幻想的な様子を見ることができます。
時間とともに変化していくステンドグラスを、ぜひその目に焼き付けたいものです。
◆聖母被昇天大聖堂
住所：Kaptol 31, Zagreb, Croatia
電話番号：01-481-4727
営業時間：月曜～土曜10:00～17:00
日曜・祝日：13:00～17:00
クロアチアの首都「ザグレブ」のおすすめ観光スポット：ザグレブの胃袋「ドラツ市場」
ドラツ市場では、食材はもちろんのこと、キーホルダーやハーブ系の癒しグッズなどがお土産屋さんより安価に手に入るのでおすすめです。
たくさんの商品が並ぶドラツ市場ですが、中でもおすすめはラベンダーグッズです。
クロアチアはハーブ栽培が盛んで、市場でも様々な種類のハーブティーが並んでいます。
中でもラベンダー栽培が盛んで、ほかの国のラベンダーと比べると、香りが高いと言われているほど。
そんなクロアチアのラベンダーを使用したハンドソープやポプリ、ルームスプレーなどが全てハンドメイド製品で手に入るんです。
しかも、ほかの街やお土産屋さんと比べるとリーズナブル。
デザイン重視の方にはおすすめしませんが、デザインよりも中身！という方におすすめです。
◆ドラツ市場
住所：Dolac 5-9 Zagreb, Croatia
おわりに
クロアチアのザグレブは、観光の見どころがコンパクトに集約されているので、滞在日が1日あればすべて網羅できると言われています。
観光におすすめの都市ですが、最近観光客を狙ったスリグループの犯行が多いらしいので、スリ対策は万全にしておきましょう。
昔ながらのヨーロッパの雰囲気を味わいたい方はぜひ、ザグレブに訪れてみてはいかがでしょうか？
