はじめに
普段は初詣に出かけないという方も、新年をきっかけにお参りしてみませんか?
今回は、日本全国から初詣の人が訪れる「成田山新勝寺」の初詣のポイントについてご紹介いたします。
成田山新勝寺とは?
成田山新勝寺(なりたさんしんしょうじ)は、不動明王を信仰する寺院です。
1000年を超える歴史のある寺院で、その歴史は平安時代中期にまで遡ります。厄除けの御利益が強く、家内安全や交通安全などを祈る護摩祈祷を目当てに訪れる人も多く、初詣の参拝人数は明治神宮に続いて全国第2位で、千葉県内では1位のお寺として知られています。
ちなみに、歌舞伎の市川一門と縁が深く、その屋号は成田山から「成田屋」なんですよ。なんでも、初代 市川團十郎が成田山新勝寺近くの幡谷という場所の出身であり、新勝寺と少なからず御縁があったことで「成田屋」という屋号になったんだとか。
他にも、跡継ぎに恵まれなかった初代 市川團十郎が当時の本堂の薬師堂で子宝祈願を一心にしたところ、待望の長男を授かったなどの逸話が残っているそうです。
気になる元旦の混雑状況
日本で2番目に人が集まるお寺のため、今年も混雑が予想されます。しかし、1日中混んでいるわけではありません。しっかりと時間を見極めれば、スムーズに参拝することができますよ。
元日に一番混む時間帯は元日0:00~2:00までと、同じく元日の8:00~16:00です。
逆に狙い目なのが早朝4:00~6:00の間です。
この時間帯は初日の出を見に人々が移動したり、ツアー客が少ないのでスムーズに参拝することができるといわれています。
移動は電車で!
お正月、成田山新勝寺周辺は混雑するほか、歩行者天国ができたり、規制がしかれたりと大渋滞必須です。しかも、駐車場確保にも時間がかかってしまい、大幅な時間ロスになることも…。そのためにも、電車での移動がベスト。
参拝の後にお神酒を頂いたりしても心配ないので、安心して参拝後に境内を散策することもできますよ。ただ、混んでいる時間帯は入場規制がされるので注意が必要です。しっかりと情報を確認することをおすすめします。
どうしても混雑が嫌な方のために
初詣に人が集中するのはどうしても避けられません。ですが、混雑が苦手な方や受験を控えて人混みで病気をもらいたくないと思う方も少なくないでしょう。
そんな方におすすめなのが「1月4日以降」に参拝することです。4日以降になると混雑を避けやすいことがほとんど。
1月7日までは「松の内」に入りますので、4日~7日までに初詣を済ますことをおすすめします。
どうしても三が日に行きたいという方は、16:00以降から閉門前までの時間は人が比較的少ないので、狙ってみてはいかがでしょうか?
◆成田山新勝寺
住所:千葉県成田市成田1番地
電話番号:0476-22-2111
成田山新勝寺
おわりに
お不動さんで「厄除け」の御利益が強い成田山新勝寺では、体数限定の初詣開運御守や守護矢のほか、お正月だからこそある御朱印などもありますよ。ぜひ、初詣は成田山新勝寺にて新年の開運を祈願してみてはいかがでしょうか?