はじめに
宜蘭県の温泉地・礁溪。国内旅行ブームでの盛況に加え、温泉のハイシーズンが到来し、一層の賑わいを見せて始めています。19階建の市内最高層の景観を生かした施設が人気のホテル「礁溪麒麟 Kilin JiaoXi」では、春節前の忘年会&新年会向けのメニューを発表。海外旅行が叶わない2021年、リゾート地のホテル争奪戦の激化は避けられない様相、早めのリサーチと決断が必要です!露天風呂やテルマリズムなど最高のリラクゼーションが叶うホテル。
礁溪市内の賑やかな中心地にスクッとそびえ立つ建物に、温泉リゾートに求められる施設を網羅させたホテル「礁溪麒麟Kilin JiaoXi」。圧巻なのは、なんといっても19階に作られた露天風呂。ここに引かれているのは、美人の湯ともいわれる炭酸水素ナトリウム泉。また、電動式天井で雨でも利用できる半屋外プール、開放感いっぱいのSPAエリアを擁し、“山よし水よし”の礁溪の魅力を心ゆくまで堪能できるホテルです。木材の良さを生かした温かみのある客室。もちろん内風呂を完備。
温かみがあり快適な客室、細心の注意をもって作られる食事や優雅なバンケットホールを備え、慶事での利用にも最適で、新年会シーズンの料理には、台湾のおせち料理にあたる“年菜”に注目が集まります。2021年、春節のごちそう“年菜”はホテルのレストランで。
丑年となる2021年の忘年会&新年会シーズンの特別メニューは「犇放歡樂宴」。宜蘭産の地元食材を使ったクラシカルな台湾料理で、メニュー構成は史実にバリエーション豊かです。油を控えヘルシーに仕上げている点も自慢で、宜蘭らしいおもてなしの心を伝えます。油を控えたヘルシー志向のコース料理は、全9品。
まずは前菜の登場です。名産の三星ネギの芽をピーナッツオイルであえた「三星蒜苗拌油花生」、ニンジンの紫蘇梅の甘煮「紫蘇梅蜜蘿蔔」、タイの皮の酢漬け「醋溜雕魚皮」とシンブルながら、口当たりが爽やかで、箸が止まらない3品が並びます。そして、エビと野菜のタイ式サラダ「泰式蔬果沙拉鮮蝦拼」。蒸したウシエビ、鶏の紹興酒漬け、魚卵サラダ、豚のスジ肉のニンニク風味、ムール貝を盛り合わせた豪華な一皿です。
続く「粉條魚子蒜味蒸旭蟹」は、ニンニクとドビコで味つけたした平打ち春雨の上に、蒸したアサヒガニをたっぷり載せた一品。潮の香りが口いっぱいに広がる贅沢な味わいです。
次に供されるのは “年菜”に欠かせない、ぶっとびスープと訳される「魚翅台式佛跳牆」。仏様も跳び上がるほどの美味しさ、というのが名前の由来で、貝柱、椎茸、栗など滋味深い素材を煮込んで作られる主役級スープです。こちらは2時間以上かけて素材の持ち味をじっくり引き出し、コクのある味わいに仕上げています。
メインディッシュも素材の持ち味を引き出す調理法で。
野菜とポークリブのグリル「鮮蔬黑椒豬肋排」は、特製ダレに漬け込んだリブ肉を蒸し煮にして筋を柔らかくしたものをグリルし、黒胡椒で味をととのえた一皿。香りよく柔らかで、止まらない美味しさです。付け合わせにはジャガイモ、ニンジン、ブロッコリー。ジューシーなボークの箸休めにぴったり。 魚介料理には、宴会料理には欠かせないアワビとハタが登場します。シェフたちが厳選した素材は、その豊かな持ち味を生かすべく、蒸し料理として供します。アワビはベビー白菜とキノコと一緒にいただく「蠔皇娃娃菜野菌九孔鮑」に、ハタはネギを利かせた「清蒸鮮露海石斑」として運ばれてきます。カラダ思いのメニューで年末年始の疲れを癒して。
これまでは、油おこわを提供していたご飯物は、今年からヘルシーな「辣味櫻花蝦圓籠菜飯」に変更。白米にチンゲンサイと雪菜(セリホン)を加えて蒸し煮にし、サクサクのサクラエビと中華ソーセージの薄切りをトッピングしたもので、歯応えの違いも楽しい一品です。 スープは「當歸牛蒡燉童雞」。薬膳素材の当帰、ゴボウ、ひげニンジン、クコ等々と特選若鳥を煮込んだもので、肉の滋味と薬膳独特の香りと味わいが体にしみわたるような、寒い季節にぴったりなスープです。前菜から始まる全9品の心づくしの料理を堪能したあとは、中華&西洋風の自家製スイーツ「精美中西雙點」と季節のフルーツの盛り合わせ「寶島季節水果盤」を楽しみながら、しばし歓談。心身が美食で満たされ、皆が和むこと間違いなし。
おわりに
旧正月料理のコース「2021犇放歡樂宴」は、テーブルごとに赤ワイン1本、飲み放題のジュースがついて、1テーブル8800元(+10%)。2021年の春節(2/12)まで予約を受け付中です。家族で過ごすお正月にごちそうは不可欠。そこに温泉があれば最高です。2021年の春節を台湾で過ごすなら、話題のホテル「礁溪麒麟 Kilin JiaoXi」を要チェックです。◆礁溪麒麟 Kilin JiaoXi
住所:宜蘭縣礁溪鄉礁溪路五段116號
電話:+886-3-988-8570