はじめに
旅行好きの人々の欲求を満たすべく、趣向を凝らしたアクティビティ付きの宿泊プランが続々登場している台湾。MRT(地下鉄)、台湾鐵路、高速鐵道、バスターミナルの4駅が結集する南港の人気ホテル「台北六福萬怡酒店(コートヤード バイ マリオット 台北)」では、館内での寄せ植えDIYから農場訪問まで、自然と触れ合うプログラムをセットしたプランを発売中。台北滞在の新しい楽しみ方を提案しています。一日3部屋限定。植物の癒し効果をさまざまな形で体感するプラン。
「台北六福萬怡酒店」の注目のプランのひとつ「植感深呼吸住房專案」は、グループ傘下のライフスタイルブランド「Elite Concept 一禮莊園」とのコラボレーションによるもの。“視覚、味覚、嗅覚、触覚、心という5つの感性に響く新体験を”というコンセプトのもと、フラワーアーティストが室内装飾をデザイン。金と白色を基調にしたウッディな「木植房」、ピンクやパープルのファンタジックな彩りが特徴の「粉嫩房」、ススキやエノコログサなどのベージュ系の植物とグリーンで織りなす「草綠房」の3タイプで、リラックス感ある空間がゲストを迎え入れてくれます。植物に彩られた柔らかな空間、花づくしの料理にほっこり。
植物感あふれるテーマルームには、バラの花びらを散らすというロマンティックな演出のほか、日本や韓国で人気のハーバリウムのギフトセットを用意。日本から取り寄せた専用オイルに花を浮かべたもので、振動で植物が揺れる浮遊感には抜群の癒し効果が。このハーバリウムは持ち帰りが可能です(飛行機に搭乗の際は、制限を受ける場合があります)。滞在中は創作広東料理の「粵亮廣式料理」のシェフ特製の花づくしコース「花漾饗宴套餐」がいただけます。すべての料理に花が使われていて、見目麗しいのはもちろん、花の風味で爽やかな味わいに。ダックのロースト・キンモクセイ&梅ソースがけ、焼豚のバラソース、金花菜と魚の浮き袋、ローゼルとポークのロースト、ハタとカリフラワーのスチーム、ラベンダー入りシュリンプボール等々、さまざまな形で花を愛でる料理が並びます。
朝食ビュッフェを満喫した後は、多肉植物の寄せ植えDIY体験へ。
二日目は、多肉植物の寄せ植えクラスに参加が可能です。一部屋あたり一組の材料が提供され、アーティストの指導のもと多肉植物の特性を学び、寄せ植えに適した組み合わせを考え、自分だけの一鉢を作り上げていきます。こちらも持ち帰りが可能ですが、海外への持ち出しには、植物検疫を受ける必要があります。このプランは、ほかにもオールデイ・ダイニング「敘日」での朝食ビュッフェがついていて、2名料金が9,999元ととってもお得。ロマンティックな演出の数々は、どれもフォトジェニックで、SNSが華やぐこと間違いなし。2021年5月末までの予定なので、ピンときた人は急いで予約を。
近隣のオーガニック農場で自然に親しみ、DIYを楽しむプラン。
自然と親しむもう一つのプランは「花草微旅行住房專案」。こちらは南港にある「椿萱農場」とのコラボレーションによるもので、デラックスルームへの2名分の宿泊、農場訪問へのテスラでの送迎、撮影などもお任せできる専属バトラーサービスが付属。「椿萱農場」へは車で約20分。オーガニック農法を取り入れ環境に配慮した農場で、その名の通り、新芽を食用とする落葉高木の香椿(トウヘンボク)と萱草(ワスレグサ)を主に栽培しています。オーナー自らがガイドを務め、農場の生態、その美しさについて解説、園内の獨角仙生態区、香椿林、蝴蝶生態園区、包種茶の木などを見て回ります。また、台湾の伝統的建築である日干しレンガの住宅“土角厝”も見どころのひとつとなっています。ランチでは農場で採れた香椿を賞味。オリジナルのハーブティーや苔玉制作も。
昼食には農場らしさあるランチセットを用意。香椿の特製ソースの汁なし麺、野菜炒め、香椿の茶碗蒸しなどがいただけます。ほかにも、ハーブティーの手作り体験で自作のお茶を味わったり、苔玉DIYクラスで癒しの鉢植えを作ったり…と、半日のスケジュールは盛りだくさん。親子での参加にもぴったりです。こちらのプランは2021年6月末まで、オールデイ・ダイニング「敘日」での朝食ビュッフェつきで、2名9.999元とお得です。おわりに
4つの交通網のターミナル駅・南港に直結していて、台北市内からはもちろん、台湾の地方都市からのアクセスも抜群の「台北六福萬怡酒店」。移動時間を節約して、体験型プランをじっくり楽しむ。気軽な息抜きにぴったりのホテル滞在の形といえそうです。◆台北六福萬怡酒店(コートヤード バイ マリオット 台北)
住所:台北市南港區忠孝東路七段359號7樓
電話:+886-2-2171-6565