はじめに
湿原の中では日本最大の面積を誇る釧路湿原。かつて国内で絶滅したと考えられたタンチョウが見られる貴重なスポットです。冬は釧路湿原にたくさんのタンチョウが集まる時期！ 美しい光景を満喫できますよ。
概要
北海道・釧路平野にある釧路湿原は国内外から多くの観光客が訪れ、自然あふれる土地です。
タンチョウや水鳥をはじめとした野生生物の生息地でもあり、日本で最初に認められたラムサール条約登録湿地として国際的に保護されています。湿原に残る沼は、かつてこの地が海だったころの名残といわれているなど、歴史を感じる風景が広がります。
見どころ
タンチョウは留鳥のため、年間を通して釧路湿原に生息しています。かつて乱獲などで数が減り、一時は絶滅したかと思われていました。ですが、現在国の特別天然記念物に指定され、絶滅を防ぎ生息数を増やすために日々様々な人々が活動しています。
春～夏はタンチョウの繁殖と子育ての時期で、釧路湿原を中心に忙しく活動していますが、冬にかけては数箇所ある給餌場に多く集まる姿が印象的。釧路湿原は、野生のタンチョウの姿を間近に観察することができる貴重なスポットなのです。
おすすめの撮影スポット
広大な釧路湿原を望める撮影スポットである「細岡展望台」は、釧路川と雄大な釧路湿原、バックには雌阿寒岳、雄阿寒岳の山々の姿も見える場所にあります。タンチョウの姿を撮影するだけでなく、釧路湿原全体の眺めを楽しむなら細岡展望台がおすすめ！
ここからなら、イメージ通りの釧路湿原の姿を撮影できるはず。タンチョウが優雅に飛ぶ姿も見られます！
釧路湿原へのアクセス
釧路市湿原展望台までのアクセスは、JR根室本線釧路駅から阿寒バス鶴居・川湯温泉方面行きで35分、湿原展望台下車すぐです。周囲には鉄道がないため、バスか車でのアクセスとなります。運転が不安な方は、バスでのアクセスがおすすめです。
◆釧路湿原
住所：北海道釧路市広里、安原、北斗
電話番号：0154-31-4549（釧路市産業振興部観光振興室）
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