はじめに
大雪山国立公園といえば、日本の最北端にある標高2000m級の雄大な山々がおりなす連峰です。
今回は、北海道の「大雪山国立公園」の中の、比較的登山が楽しめる『旭岳』をご紹介いたします。
▼北海道の大雪山国立公園「旭岳」のおすすめポイント① ロープウェイで空中散歩
旭岳は標高2291mで大雪山国立公園の中の山の中でも一番高い標高を誇っていますが、山麓駅から姿見駅(5合目)までロープウェイが通っています。
つまり、5合目から登山を始めることができるのです。ロープウェイでの移動中は旭岳の自然を眼下にちょっとした空中散歩を楽しむことができます。
しかし、旭岳は夏でも『疲労凍死者』が出てしまうほどの天候の急変があるので、決して甘く見てはいけない山なのです。
▼北海道の大雪山国立公園「旭岳」のおすすめポイント② 『夫婦池と姿見池』
登山が苦手な方にオススメなのが、『夫婦池と姿見池』をぐるっと歩いて回るコースです。
かつて火山の噴火口であった場所に、雪解け水や雨水がたまってできた姿見池☆
晴れた日にはエメラルドグリーンに輝く素晴らしい姿を見ることができます。
夫婦池はすり鉢池と鏡池の二つの総称が『夫婦池』であり、姿見の池と同じで、旭岳噴火時の噴火口に水が溜まってできた綺麗な池です。
パワースポットとしても有名ですよ♪
▼北海道の大雪山国立公園「旭岳」のおすすめポイント③ 冬でも凍らない『湯沼』
旭岳は前述したとおり、ちょっと気を抜くと凍死しかねない寒さに変化することもある場所です!
そんな中に、ちょっと不思議な沼があります。
その沼は30~50℃の温泉が毎分150Lで湧き出ているため、真冬でも凍ることがありません。
そのため『湯沼』とそのままの意味の名前がついています。
また、湯沼にはニジマスやテラピアなどの淡水魚が生息しており、ゆったりと泳ぐ姿を見ることもできます。
▼北海道の大雪山国立公園「旭岳」のおすすめポイント④ 天女ヶ原湿原
旭岳の西側斜面にある標高1300m~1400mの場所を『天女ヶ原湿原』といいます。
天女ヶ原湿原を歩いていると、標高が高くなるにつれて自生している植物の移り変わりを感じることができます。
また、天女ヶ原湿原は、旭岳噴火でできた溶岩台大地に特化し、発達した高層湿原です。見渡す限り植物の様々な緑色を目で楽しむことができる自然豊かな場所で、開放的な気分になること間違いなし☆
ほかにも、モウセンゴケなどの食虫植物なども観察することができます。撮影スポットにおすすめの場所です。
おわりに
今回は北海道にある大雪山国立公園の中の「旭岳」にスポットをあててご紹介しました!
雄大な自然にかこまれながら、日頃疲れている心に癒しと潤いを与えませんか?