はじめに
竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)は静岡県浜松市にある鍾乳洞で、様々な特色ある鍾乳石が見どころです。
面白い形の鍾乳石を見て楽しめること間違いなし!今回は、竜ヶ岩洞の魅力と見どころをご紹介します。
静岡県の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」の魅力と見どころ① 竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)とは?
静岡県浜松市北区引佐町田畑にある竜ヶ岩洞(りゅうがしどう)とは、通称南アルプスと呼ばれる赤石山脈の支脈である標高359.1メートルの竜ヶ石山にある鍾乳洞です。
竜ヶ岩洞の全長は1046メートルあり、そのうちの約400メートルが一般に公開されています。
洞内は約30分ほどで周れますが、なんと50か所も見どころがあるのです!
静岡県の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」の魅力と見どころ② 竜ヶ岩洞の成り立ち
竜ヶ岩洞を形成している石灰岩は、2億5千万年前につくられた秩父古生層と呼ばれる地層により形成されています。
鍾乳石は100万年かけてようやく1センチほど伸びると言われています。
様々な形の鍾乳石がある竜ヶ岩洞では、気が遠くなるような年月をかけて、徐々に色んな形が造られていったという、歴史のロマンを感じることができます☆
静岡県の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」の魅力と見どころ③ 竜ヶ岩洞の歴史
竜ヶ岩洞のある場所には、大正時代は石灰工場がありました。
しかし数年で廃業してしまい、その後は石灰岩の採掘場所となっていました。
昭和初期に一度鍾乳洞が発見され、未開発のまま公開されましたが、その後砕石業も廃業となり、開発されぬまま月日が流れていました。
1977年に名古屋大学の塩崎教授による学術調査が始まり、1981年より本格的な竜ヶ岩洞開発が始まります。
それから調査、開発、工事を繰り返し、1983年に現在の様な形の一般公開が出来る様になりました。
静岡県の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」の魅力と見どころ④ 竜ヶ岩洞の見どころ
竜ヶ岩洞には様々な面白い形をした鍾乳石がたくさんあり、それぞれ連想できるような形から付けられた名称があります。
その名前は「慈母観音」「マリア観音」「布袋様」「水神様」など、神々しい神仏的な名前がついたものから、「竜の爪」や「姫かんざし」などの珍しい形をしたものまで本当に多種多様です。
また、洞内にある「黄金の大滝」では落差30メートルの滝が流れています。
とにかく見どころいっぱい!全部をチェックしてお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか?
静岡県の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」の魅力と見どころ⑤ 竜ヶ岩洞のベストシーズン
竜ヶ岩洞の内部は年間通して18度前後と、一般公開されている10度前後の鍾乳洞に比べ比較的暖かいです。
気温が一定なのでどの時期に訪れても変わらず楽しめますが、特におすすめなのは外気より少し涼しさを感じられる夏と、逆に暖かく感じられる冬です!
普段よりも快適に過ごすことができます♪
静岡県の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」の魅力と見どころ⑥ 竜ヶ岩洞へのアクセス
竜ヶ岩洞へは車でのアクセスが便利です。
新東名高速道路の浜松いなさインターチェンジより、県道68号、303号を経由し、10分で到着します。
乗用車500台が泊められる無料駐車場があります。
公共交通機関を利用する場合は、JR浜松駅より遠鉄バスの「奥山行き」で約50分のバス停「竜ヶ岩洞入口」で下車し、徒歩5分です。
または、天竜浜名湖鉄道の金指駅よりも「奥山行き」のバスで約15分で「竜ヶ岩洞入口」に到着します。
竜ヶ岩洞 紹介ページ
静岡県の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」の魅力と見どころ⑦ 竜ヶ岩洞のグルメ
竜ヶ岩洞の近くには、おみやげ店や食堂、洞窟資料館などが立ち並び、洞窟の外でも十分に楽しめます♪
中でも竜ヶ岩洞食堂では、近隣で取れる自然薯を使った料理を中心に、地元の食材・山の幸・田舎料理が堪能できますよ!
また竜ヶ岩洞食堂では食べるだけでなく、皮に自然薯を練り込んだ浜松餃子の手作り体験もできるんです。
【竜ヶ岩洞食堂】
住所:〒431-2224 浜松市北区引佐町田畑193 八角堂2階
休業日:火曜日(団体様の場合は要相談)
※6月、9月~2月は臨時休業の場合有
※8月は無休
営業時間:10:00~15:00 但し、お食事は 11:00~15:00
TEL・FAX:053-543-1155
おわりに
いかがでしたか?
静岡県の鍾乳洞「竜ヶ岩洞」は、洞窟内の中も外も楽しめるポイントがいっぱいありますね。
ぜひご家族で、カップルで、お友達同士で竜ヶ岩洞を探検しましょう!