はじめに
料理の付け合せや、お弁当の飾りとしてよく使われる「パセリ」。
実は、家庭でとっても簡単に育てられる香味野菜なんですよ。
キッチンでも気軽に管理できるパセリの、おすすめの育て方と活用法をご紹介します♪
家庭菜園の初心者にもおすすめ♪パセリの育て方①品種と栽培法
付け合せにもよく使われる「パセリ」は、ビタミンCや鉄分、カルシウムを多く含んだ香味野菜で、食欲増進や貧血予防に効果があります。
パセリは香りが強いために害虫を寄せ付けず、株も小さいので気軽に育てられる野菜のひとつ。家庭菜園の初心者さんにもぴったりです。
種からでも育てられますが、育苗は少し時間がかかるので、今回は苗から育てる方法をご紹介します。1株で十分量が取れるので、市販の苗を購入した方が効率が良いですよ。
また、パセリは半日陰で育てた方が食味が良くなるので、キッチンガーデニングも可能です。
毎日必要な分だけ収穫して、すぐ調理できるので便利ですね♪
家庭菜園の初心者にもおすすめ♪パセリの育て方②植え付け
パセリの植えつけと、管理は次のようにしていきます。
まず植え付けですが、使用する鉢のサイズは5号です。鉢底石を敷き、培養土を入れたら軽くならします。根鉢を崩さないように植え付け、手で軽く押さえたあとにたっぷり水やりをしてください。
その後、土の表面が乾いたら水やりを続けます。水切れになると葉が黄色く変色してくるので注意しましょう。
植え付け2週間後に追肥を行い、その後は2週間に1度のペースで化成肥料を追肥する、または1週間に1度、水やりを兼ねて、液肥を与えてください。ただし、冬の間は必要ありませんよ。
ここで注意したいポイントですが、追肥をするときは、根の肥料やけを起こさないように、株元からできるだけ離れたところに施肥してくださいね。
家庭菜園の初心者にもおすすめ♪パセリの育て方③収穫
育ってきたら、必要な分だけ収穫しましょう。
葉が茂りすぎている場合は、収穫を兼ねて間引きします。
また、採りすぎも株を疲れさせてしまうため、常に8枚ぐらいの葉が残るようにしましょう。
水やりと追肥を忘れずに、上手に収穫していけば、約1年間、収穫が楽しめます。
冬の場合は、暖かい室内で管理しましょう。秋に株を植えた場合は、初夏に花芽がつき始めたら早めに摘み取るようにしないと長持ちしないので、こちらも気をつけたいポイントです。
家庭菜園の初心者にもおすすめ♪パセリの育て方♡④活用法
いろいろな使い道がある「パセリ」ですが、最後におすすめの活用法をご紹介します♪
まずは、口臭予防としてパセリを活用する方法です。
お肉料理のあとに一口パセリを食べると、口内をスッキリさせてくれます。口臭防止の効果もあるので、ガムのように利用するといいですね。
あるいは、パセリ酒にしても美味しいですよ。
・パセリの若葉(150g)
・氷砂糖(100g)
・ホワイトリカー(1L)
こちらを2ヶ月以上漬けておけば、爽やかな香りのパセリ酒のできあがり。
貧血予防や疲労回復にも効果的ですよ!
ほかにもパセリをすりつぶし、虫に刺されたところにすり込むと、かゆみを緩和できます。
美髪になりたい方は、パセリを煮たお湯を使ってローションやヘアリンスを作ると、肌の脂肪分を取り除いてくれます。さっぱりとした仕上がりになりますよ。
お好みの方法で、パセリを活用してみてくださいね!
おわりに
今回はパセリの育て方と、おすすめの活用法をご紹介しました。
キッチンでパセリを育てれば、使いたい時にすぐ使えて、新鮮な香りを楽しめますね♪
家庭菜園が初めての方も、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょうか?