はじめに
毎年楽しみにしている方も多い、「下北沢映画祭」が、2016年も開催されます。
今年で8回目となる「下北沢映画祭」は、下北沢の街全体が、映画を中心としたアートに染まる3日間です。
下北沢のカルチャーを感じることができるこの映画祭は、ぜひ足を運んでみてほしいイベントなんです♪
下北沢で映画文化に触れる「第八回下北沢映画祭」①下北沢という街
みなさんは、下北沢という街に行ったことがりますか？
本多劇場をはじめとする、劇場がたくさんあり、演劇の聖地とも言われる街なんです。
さらには、大小のライブハウスも多く点在し、そんなライブハウスからメジャーデビューしたロックバンドも数多くいるんですよ♪
そして、古着や下北沢カルチャーを満喫できる服飾雑貨のお店もあり、素敵なカフェもあり……と、まさに新しいカルチャーを発信し続けている街なのです。
映画館は小さな劇場が多く、いわゆるハリウッド超大作が上映されるというよりは、よりインディーズに近い、コアな映画ファンが観るような作品が登場することが多いんです。
下北沢で映画文化に触れる「第八回下北沢映画祭」②下北沢映画祭とは
2016年も開催される、「第八回下北沢映画祭」について、改めてご紹介します。
ジャンルを問わず、公募にて募集された10作品を上映。
その中からグランプリを決定するコンペティションを軸として、しもきた空間リバテ、下北沢トリウッドにて、数多くの映画が上映されるイベントなんです。
そのほか、下北沢のカフェや街頭でも、映画上映などが企画されています。
今年は、「ニュートーキョー、ニューシモキタザワ」がキャッチコピーとなっていて、2020年の東京オリンピック開催を控えた東京の“いま”を具体した映画文化を発信するとのこと。
上映作品は、東京の変化と、変わらない日本・東京の文化を再確認するような作品が集まっているそうですよ！
下北沢で映画文化に触れる「第八回下北沢映画祭」③下北沢のあの感じ、を語る
「第八回下北沢映画祭」では、広島の伝説的なCDショップ「れいこう堂」をドキュメンタリー映画として撮影した、『スーパーローカルヒーロー』(田中トシノリ監督作品)が上映されます。
東京では初上映となるこの作品。
鑑賞後は会場で、下北沢のカルチャーに精通するゲストがトークショーを行います。
下北沢の独自の文化、映画、音楽、古本、古着、サブカル……そして、再開発についてまで！
熱い下北トークが繰り広げられることになりそうです♪
下北沢で映画文化に触れる「第八回下北沢映画祭」④映画の新しい可能性
「第八回下北沢映画祭」では、映画の新しい可能性も示してくれます。
実写映像を一コマずつトレースして絵画を制作し、アニメーション映像化する技法、「ロトスコープ」という方法で作られた長編映画と短編映画を通して、「これからの映像の風景」を考えるプログラムがあり、映画ファンとしてはチェックしておきたいプログラムです。
岩井俊二監督作『花とアリス殺人事件』、ルミネCMなどを手がけるアーティストのシシヤマザキさんの短編作品を上映予定。
さらに、大橋裕之さん原作漫画をアニメーション化した『音楽』の制作過程映像が上映されます。
上映後は“ロトスコープの可能性”について製作者二人が語り合うイベントもあるんだとか。
アニメでも実写映画でもない、新しい映画の未来が見えてきそうですね。
下北沢で映画文化に触れる「第八回下北沢映画祭」⑤着物文化に触れる
「第八回下北沢映画祭」で、女子にぜひおすすめしたいプログラムが、映画『化粧師』の鑑賞と、着物と帯プレゼント＆着付けがセットになったお得すぎるチケットです！
なんと、たった4,900円♪
下北沢のアンティーク着物ショップ「着縁」の選んだ素敵な着物と帯がプレゼントされるだけでなく、当日は着付けもしてくれるんですね。
映画『化粧師』は、大正時代の女性たちが描かれ、日本の着物文化に触れる機会を提供してくれます。
◆第八回下北沢映画祭
開催期間：2016年10月8日(土)～10月10日(月・祝)
会場：しもきた空間リバティ、下北沢トリウッド
チケットは9月10日より公式サイトにて発売開始
第八回下北沢映画祭 公式サイト
おわりに
下北沢映画祭では、開催期間中、多くの映画とそれにまつわるトークイベントなどが開かれ、映画ファンにはたまらないプログラムとなっています。
普通の劇場映画では満足できない映画ファンのみなさんへ、おすすめしたいですね。
これからの下北沢の文化、東京カルチャーの発展について考え、映像作品に改めて魅せられるこの映画祭に、ぜひ足を運んでみてくださいね♪
