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《体験レポ》冬の北海道、防寒対策・服装で後悔したことしなかったこと




はじめに


旅行先として、冬も人気の北海道。雪景色が美しく、美味しいグルメもあるなど、いいところばかりですよね。ですが、やっぱり寒そうだと旅行をあきらめている方もいるかもしれません。そこで、寒さに弱く冷え性持ちの編集部員が北海道・十勝冬旅をレポート!東京と比べてどれだけ寒いのか?どれだけ着込んで行ったらいいのか?北海道を旅行する際に持っていった服でよかったこと、後悔したこと、まとめてご紹介します!
やってきました北海道・十勝!

やってきました北海道・十勝!


「今月-20℃になった日がある」との事前情報を得ていたため、出発前にさんざん悩んだ結果、UNIQLO(ユニクロ)の超極暖ヒートテック、「ヒートテックウルトラウォーム」に通常のヒートテックを重ね着して、ジーンズの下にはタイツを装着。足元は厚手の靴下を履いてスノーブーツという完全防備で臨みました。

無事に「とかち帯広空港」に到着。13時時点での気温は-2℃でした。あれほど悩んで着込んだ結果、「思ったよりも寒くない……」が正直な感想に。ですが、ちょっと風が吹くとキーンとした冷たさを感じます。顔をガードできるネックウォーマーがあれば良かったかも、と後悔。
これが噂の「とかち晴れ」かと感動。立ち止まっていると寒さを感じるものの、「氷点下の世界にいる」とは思えないほどです。この日は風もあまり強くなく、雪も降っていなかったので、体感気温はあまり東京と変わらない印象でした。 女性はとくに「三首冷やすな」!

女性はとくに「三首冷やすな」!


まるで宝石のような輝きを放つ氷、「ジュエリーアイス」が多数漂着する大津海岸を観光。

アウターはダウンコートをもっていきました。ニット帽も持ってきていましたが、帽子が似合わない私は、最初は極力被らないようにしていました。ですが、数分経つと頭痛が来そうな予感が…!帽子が似合わないからといって被らないと痛い目を見るかもしれませんよ!
「頭を守る」ことがどれだけ大事なことなのかを実感した日でした。ちなみに、首元はスヌードを巻いて首元から冷気が入らないようにガードしています。
北海道は初めてだったので、雪道に慣れていないこともあり、SOREL(ソレル)のスノーブーツを購入して臨みました。とにかく足首は露出しないこと、ジーンズの下にはタイツを履いておくのがポイント。厚手の靴下も履いていましたが、-2℃程度だと、靴用のカイロは装着しなくても大丈夫でした。

手袋も持っていましたが、時々ポケットに手をいれて暖をとっていればなくても問題ないと感じました。結局、この日は買い込んだカイロを使わなくても快適に過ごせましたよ。 ウィンターアクティビティをするなら服装はまた別の話!

ウィンターアクティビティをするなら服装はまた別の話!


翌日、北海道上士幌町の糠平湖で「タウシュベツ川橋梁」を観光するため、往復約4kmの道のりを歩きました。服装は前日と同じくUNIQLO(ユニクロ)のヒートテック二枚重ねとニットを着て、タイトパンツの下にタイツを履き、厚手の靴下を装備。気温は-3℃ほどとのことでしたが、念のため靴用のカイロと背中にもカイロを装着しました。

今回ガイドをしてくださった「NPO法人 ひがし大雪自然ガイドセンター」でウェアのレンタルがあったため、タイトパンツの上に履いて完全防備。これでいけるだろうと思っていましたが、甘かったです…!
糠平湖は高い晴天率を誇ることで知られているそうですが、この日はあいにくの雪。太陽も出ておらず、ひたすら細かい雪が降っているような天候でした。

次第に雪まみれになりながら思ったことは、帽子と手袋の重要性を甘く見ていたということ。ニット帽を持っていったのですが、とにかく顔に雪がかかる!そして手袋1枚だけだと指先が冷えてつらい!タウシュベツ川橋梁に到着する頃には雪のせいで化粧は崩れ、前髪は凍り付いている状態に…。
 

冬のタウシュベツ川橋梁へ向かうためには、スノーシューが必須。長靴は同じく「NPO法人 ひがし大雪自然ガイドセンター」で貸出がありましたよ。中に靴用のカイロをしていましたが、タウシュベツ川橋梁に到着する頃には発熱していない状態…。2枚ほど仕込んでおけばよかったと思います。

ウィンターアクティビティをするなら、雪が降ることも考えて、フード付きのダウンをもっていったほうがいいかもしれません。顔も髪も守れます。化粧も落ちずに済みそうです。 地元の方曰く、ヒートテックは着ない!?

地元の方曰く、ヒートテックは着ない!?


三日目には、ウィンタークルージング体験もしてきました。北海道は思ったより寒くないし、ニットのワンピースにタイツでいいか…と思っていましたが、この日は朝早いこともあり、この旅行中一番の寒さを体感!慌ててジーンズを履きました…。
また、ここでも「タウシュベツ川橋梁」観光同様に、手袋がもう一枚と、フード付きのダウンがないことを恨めしく思い、事前準備の甘さを後悔…。

ちなみに、私は「UNIQLO(ユニクロ)のヒートテックさえあれば大抵の寒さは乗り越えられる!」と考えていたのですが、北海道の方に話を聞くとあまりヒートテックは着ないとのこと。なんでも、発熱・保温機能に優れているがために、汗をかいてしまった際、冷えて逆に体温が下がってしまう可能性があるからなのだとか。北海道はどこも建物内の暖房が効いているため、確かに汗をかきやすい方は外に出た際に身体が一気に冷えてしまう可能性がありそうです。

汗はあまりかかない、とにかく冷え性の私はヒートテック2枚重ねに救われたので、次回冬の北海道に行く際も同じ格好でいけそうだな、と感じました。

まとめ


【よかったこと】
・UNIQLO(ユニクロ)のヒートテックは優秀アイテム!
・スノーブーツなら安定感抜群
・三首(手首・足首・首)は出さないが基本


【後悔したこと】
・ワンピース+タイツのみは結構キツい!(そもそもスカートはやめたほうがいい)
・ウィンターアクティビティをするならフード付きのダウン、手袋2枚が良さそう
・スヌードよりネックウォーマーのほうが利便性が高そう

おわりに


冬の北海道・十勝を訪れて分かったことは、着込めば意外と東京にいるのと変わらないということ。マイナスの世界を生き抜いてきましたが、寒いからこそ見られる美しい景色がたくさんあります。魅力がたくさん詰まった北海道・十勝に、ぜひ訪れてみてはいかがでしょうか?




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