地域再活性化に向けた需要喚起キャンペーンの Go To トラベルキャンペーンにおける「地域共通クーポン取扱店舗」 向け説明会が順次開催されることがわかった。すでに関西や北陸一部地域では説明会の参加申し込みが始まっている。
Go To トラベルキャンペーンでは、国内旅行を対象に宿泊・日帰り旅行代金の半額相当額、一人一泊あたり 2 万円を上限（日帰り旅行は 1 万円を上限）に支援する仕組み。旅行代金の 35% を旅行・宿泊代金の値引き、15% を旅行先で利用できる地域共通クーポンの発行に充てる。
Go To トラベルキャンペーンは、7 月 22 日から開催されるが、開始当初は旅行代金の 35% 割引のみを先行的に実施し、15% 分となる地域共通クーポンは、準備に時間がかかることから、9 月以降で開催される予定となっている。
今後、地域共通クーポン取扱店舗の募集を開始する予定となるが、募集開始後にスムーズな申請を行うことができるよう、全国各地で幅広く Go To トラベル事業（地域共通クーポン）についての周知を図るべく、観光庁では各地での説明会の開催などによる周知を実施する。
現在は、北陸信越運輸局管内４県（新潟県・長野県・富山県・石川県）と近畿運輸局管内の和歌山、奈良、大阪、京都、滋賀の会場で実施が決定した。いずれの説明会も 7 月 27 日～ 30 日の間で行われる。定員は各回数百名程度。
説明会の対象者は、旅行者が旅行先で購入する商品・サービスを提供する事業者及びその団体で、土産物店、飲食店、遊園地、水族館、温泉、アクティビティ、遊覧船、地方鉄道、バス、タクシー、レンタカー、スキー場などが対象になる。
本説明会では、観光庁担当者による「地域共通クーポン取扱店舗」参加スキーム及び手続きについての解説が行われる。
