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【調査】京都のホテル、2020年2月の客室稼働率は大幅減の54.3% 一方で日本人客は前年同月比4.7%減と限定的




【調査】京都のホテル、2020年2月の客室稼働率は大幅減の54.3% 一方で日本人客は前年同月比4.7%減と限定的

京都市観光協会によると、2020 年 2 月の京都59ホテルにおける客室稼働率は、前年同月を 24.2 ポイント下回る 54.3% に大幅下落したことを明らかにした。この数値は、これまで最も低かった 2015 年 1 月の 65.7% を 10 ポイント以上下回る。


京都における高稼働を下支えしていた外国人延べ宿泊客数は、前年同月比 53.8% 減と約半減。中国が 76.7% 減少したのを筆頭に、韓国、香港、台湾も5割を超える減少を記録したほか欧米も減速し、外国人比率は 29.2% とインバウンド急成長前の 2015 年の水準に戻った。


本調査は、京都市内の主なホテルを対象に京都市観光協会が毎月公表しているもので、59 ホテル 12,519 室(2020 年 2 月現在)が対象となっている。


中国政府は、通達により 1 月 27 日から団体ツアー及び航空券とホテルのパッケージ商品の販売を禁止。さらに、需要の減少に伴う一時運休・減便による航空座席供給量の減少、クルーズの運航停止の影響が出たものとみられる。


その一方で、日本人延べ宿泊客数は、2 月 16 日に京都マラソンが開催され中旬までは通常に観光できる状態であったことなどから、前年同月比 4.7% 減と微減にとどまり、日本人宿泊者数は、外国人宿泊者数と比べると大幅な減少には至らなかった。


なお、3月に入り新型コロナウイルスの感染が広がる国と地域は、中国からイタリア、スペインといったヨーロッパと米国に軸足を移しつつある。


各国政府による 3 月 30 日までの発表によると、国や地域別の感染者の数は、アメリカが最も多く約 12 万人で次いで 9 万人のイタリア、8 万人の中国で、感染源となった中国よりはアメリアやイタリア、スペインなどヨーロッパ各国で感染者の増加が目立つような状態になっている。


日本政府は、 3 月 21 日から入国制限の対象にイタリアやスペインなどのヨーロッパ諸国を対象に追加。 3 月26 日からはアメリカからの入国者に対して14日間の待機を要請しており、3月の客室稼働率は2月よりもさらに悪化する可能性がある。


京都観光協会データ月報(2020年2月)


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