オールアバウトは、日本文化の発信による訪日ニーズの取り込みおよび海外進出を目指す企業・自治
体の支援を目的に、外国人向けの日本総合情報サイト「All About Japan」を開設した。
オールアバウトでは、総合情報サイトで培ったコンテンツ編集力をもとに、2013年より内閣府の受託を受け、政府の施策や取り組み、日本文化を紹介する政府広報誌「Highlighting JAPAN」を現在まで制作しているほか、官公庁や企業の海外への情報発信を担っている。「All About Japan」は、“外国人目線で日本の魅力を発掘・発信”をビジョンに、観光だけでなくグルメ・文化・技術といったカテゴリでの通な国内情報をはじめ、海外における日本情報までも多言語で幅広く取り扱うとしている。
従来からの訪日客に人気の高い東京・京都といった主流な観光スポットではなく、「行列のできるご当地ラーメン」「有名アニメの舞台」といった特定の目的・嗜好をもった旅行者に向けたコンテンツを、週替りでテーマ設定を行い配信。サイト開設時の特集テーマは”RAMEN”で、以降は”ONSEN”、”CAFE”、”BENTO“、”Halloween”などテーマにあわせてトップページのデザインも一新する。また、国内外在住の500人の日本通の外国人ライターによるオリジナル記事のほか、総合情報サイト「All About」に掲載されているまとめ形式の記事を翻訳するなど、様々な情報を独自の切り口で配信してく。また、ちん里う本店が運営するジャパンプロダクトに特化した ECサイト「NIHON ICHIBAN」と連携し、日本ならではの伝統工芸品・食材・アクセサリーなどが世界のどこでも購入できる環境も実現している。
対応言語は開設時は英語のみで、中国語(簡体字・繁体字)、韓国語、タイ語に順次拡大する。言語によって表示させるコンテンツを切り替えるなどのローカライズを行う。
編集リーダーは、カナダ生まれで10年以上日本に在住し、日本在住の外国人向け情報雑誌「メトロポリスマガジン」の編集長を務め、ポップカルチャーから日本の歴史、政治、観光など幅広いジャンルの日本に関する記事を執筆。編集者目線で、米国メディアの国内アテンドした実績や、内閣府、JNTOなどの編集記事の執筆、イベント等ではMCとして活躍するマイケル・カナート氏が務める。
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