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デルタ航空・森本日本支社長「次回増枠時はNY・アトランタへの就航検討」 大阪も「1機分の需要ある」


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デルタ航空の森本大日本支社長は、10月30日に羽田空港で開催した、東京/羽田〜ミネアポリス線の就航記念セレモニーの後、記者らの質問に対し、次回の羽田空港の発着枠増枠時にはニューヨークやアトランタへの就航を検討していることを明らかにした。


デルタ航空は10月3日(日本発)をもって、東京/成田〜ニューヨーク線から撤退しているほか、ネットワークの再編に伴い、東京/成田〜バンコク・大阪/関西線からも撤退している。また、東京/羽田〜ミネアポリス線の就航と東京/羽田〜ロサンゼルス線の深夜から昼間への移管に伴い、東京/成田〜ミネアポリス・ロサンゼルス線からも撤退している。


森本支社長は、「(羽田と)東海岸に直行便がない。アトランタかニューヨークは考えないと行けない」と話した。また、日本航空(JAL)が来春から東京/羽田〜ニューヨーク線に就航する見通しと報じられていることものの、「日米間ではロサンゼルス、ニューヨークの順に需要がある。羽田の枠があればニューヨークは優先度が高く、充分なボリュームはある」と話した。


また、羽田空港の発着枠をどれくらい欲しいかとの質問には、「できるだけたくさんと言っていて、これまで成田から羽田へ一気に(移す)と言っていたが、現実的にそうはいかない。今回より少し多く頂ければかなりのニーズをカバーできる」と話した。成田とアジアを結ぶ以遠権についても、必ずしもこだわるわけではないと前置きした上で、「豊富に枠があれば以遠権でアジアというのもあるが、アメリカからアジアであれば直行便のチョイスもある」と話した。


また、東京/成田〜大阪/関西線の国際線乗り継ぎ専用便の撤退についても、「羽田〜伊丹間は便数が潤沢。大阪や名古屋はアジアの大都市の一つとみており、大阪は1機の規模はある。タイイミングや他社の動きをみて(路線開設を)検討する」と話した。


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