現地時間3月29日朝、アレクサンドリア発カイロ行きのエジプト航空MS181便がハイジャックされた。エジプト航空は認める声明を発表した。
同機はエジプトのアレクサンドリアを現地時間3月29日午前6時28分に出発。機材はエアバスA320型機で、乗員乗客81人が搭乗している。飛行機はキプロスのラルナカ空港に緊急着陸している。メールオンラインによると、キプロスの国営メディアの報道では、少なくとも1人が武装しており、爆弾を所持していると報じている。
エジプトでは、イスラム国が勢力を拡大するシナイ半島で、2015年10月にロシアのコガリムアビアの旅客機が墜落。機内に仕掛けられたとみられる爆弾の爆発が原因との見方が濃厚となっている。エジプト政府は保安強化のため、国外の複数の警備会社と会談していた。
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