マレーシアの格安航空会社(LCC)のマリンドエアは、3月15日よりクアラルンプール国際空港のターミナルを、第2ターミナルのKLIA2からメインターミナルに移転する。
チャンドラン・ラマ・ムティー最高経営責任者(CEO)は、「我々はKLIA2からKLIAメインターミナルに移転することを楽しみにしている。我々は長期的に我々は国の航空・観光産業の発展に積極的に貢献し、さらに国の経済成長を後押しすることができるようになりますことを願っている」と述べた。
クアラルンプール国際空港を運営するマレーシアエアポーツは、2020年までの5年間の経営計画では、国内線と国際線のシームレスな接続によりクアラルンプールのハブ化を戦略的に支援することを表明しており、マリンドエアではマレーシア国外の航空会社が発着するメインターミナルを利用することで差別化するとともに、短時間での接続を容易にしたい考え。
マリンドエアは、インドネシアのライオンエアとマレーシア企業が共同で設立。マレーシア国内は小型機のATR72−600型機、国際線はボーイング737型機でインド・バングラデシュ・ネパール・インドネシア・タイ・シンガポールを結んでいる。機体はライオンエアからリースで導入しており、2023年までに100機体制にまで拡張させる計画。