JR東海は1月16日、品川駅に勤務する19歳の男性社員が勤務時間に予約専用端末を操作し、実際には乗車しない寝台特急「カシオペア」のカシオペアスイートの寝台指定券を不正に発券し、自宅に持ち帰っていたと発表した。
社員はきっぷの収集を目的としており、1月15日午後4時20分に上野駅を出発する寝台特急「カシオペア」の寝台指定券を発券。これにより、利用者が利用できなかった。
寝台特急「カシオペア」は3月20日をもって廃止する計画で、チケットはプレミア化している。中でも、1号車の展望タイプの「カシオペアスイート」は1室しかないため人気が高い。2名での利用が前提で、寝台料金と特急料金を合わせると58,560円となっている。
JR東海では、事実関係を詳細に把握し厳正に対処するとのコメントを発表している。