デルタ航空は、シアトルでの路線拡大と空港施設への投資の一環として、2016年後半に、シアトル・タコマ国際空港に2つ目のラウンジ「デルタ スカイクラブ」をオープンすると発表した。
新ラウンジは、コンコースAとコンコースBの間に設置され、滑走路とマウント・レーニア(レーニア山)の眺望を楽しむことができる。占有面積は21,000平方フィート(約1,951平方メートル)で、全ての椅子の近くに電源を配置しており、スパ・スペースやフライトのヘルプサービス、地元食材を活用したシェフ考案メニュー、シアトルのクラフトビールメーカー、ジョージタウン・ブリューイング・カンパニー(Georgetown Brewing Company)のIPAビール、デルタ航空のマスターソムリエ、アンドレア・ロビンソンが選んだ地元産ワイン、シアトル発祥のスターバックス・コーヒーを無料で提供する。
デルタ航空はシアトル・タコマ国際空港で2番目の運航規模を誇り、ピーク日には100便以上を30都市以上に就航している。2016年6月までには、ピーク日の運行便数を140便以上、就航都市を44都市に拡大する計画。
シアトル発着の全フライトで、長距離国際線ビジネスクラス「デルタ・ワン」かアメリカ国内線ファーストクラス、デルタ・コンフォートプラスを設け、機内エンターテイメント「デルタスタジオ」を無料で提供している。「デルタ・ワン」は、全席通路側のフルフラットベッドシートを設置している。アメリカ国内線と隣接国への路線では、全便で機内Wi-Fiサービスを提供している。