日本航空(JAL)グループは、平成28年第3四半期の連結業績を発表した。
営業収益は1兆234億円(前年同期比0.1%増)、営業費用は8,533億円(同3.5%減)となり、営業利益は1,700億円(同23.0%増)、経常利益は1,704億円(同24%増)、親会社株主に帰属する四半期純利益は1,436億円(同20.1%増)となった。前年同期比では、為替は15.8%円安となったものの、航空燃料のシンガポールケロシンは42.3%、ドバイ原油は46.6%値下がりした。
国際線の有償旅客数は606.6万人(同4.5%増)、座席利用率は79.1%(同3.7%増)、単価は57,030円(同1.1%減)となった。国際線の有償旅客数は2億4,377万人(同1.3%増)、座席利用率は68%(同1.5%増)、単価は15,759円(同1.6%増)となった。2015年11月30日に開設した、東京/成田〜ダラス/フォートワース線の利用が好調だった。
連結業績予想は据え置き、営業収益は1兆3,470億円、営業費用は1兆1,430億円、営業利益は2,040億円、営業利益率は15.1%、経常利益は2,020億円、当期純利益は1,720億円、ユニットコストは9.2円、1株当たり配当金額は119円を見込む。