
エンブラエルは、ポーランドに航空機の製造とメンテナンス施設を建設する計画を発表した。
KC-390の組み立てラインのほか、旅客機から貨物機への商用機の転換、E2構造部品のサブアセンブリ、着陸装置のオーバーホールなどを行う。ポーランド経済に10年間で30億米ドルを貢献し、5,000人の雇用を創出する。これにより、ポーランドをヨーロッパでの拠点としたい考え。
ポーランドにはE2プログラムの主要サプライヤーが多く、座席はシフィエボジン、補助動力装置はジェシュフで、主要なエンジン部品はカリシュで製造されている。E2の約3割はEUで製造され、主翼はポルトガル、その他の主要部品がフランス、ドイツ、オーストリア、スペイン、ベルギーで製造されているという。