
JR東日本は、東北新幹線と山形新幹線、秋田新幹線の併結運転を、3月14日から順次再開する。
3月6日に「はやぶさ・こまち21号」が上野〜大宮駅間を走行中に連結部が外れ、自動的にブレーキが動作し、停止したことを受けて、併結運転を停止している。発生直後のこまち号の車両点検で、連結器が分割する動作を繰り返す状況が確認されたことから、併結走行中に何等かの電気的な異常が発生したものと考えられるとしており、運輸安全委員会による調査が行われている。
原因が判明するまでの間、併結走行中に電気的な異常が発生した場合でも連結器の分割動作が行われないよう、機械的に動作機器を固定する器具を福島駅、盛岡駅での併結作業時に取り付ける。対策の検証のための走行試験を3月12日に実施する。対象編成は併結運転を行う、JR東日本の全95編成とJR北海道の全3編成。
これにより、3月14日から併結運転を順次再開し、3月15日からは所定ダイヤでの運転を予定している。指定席券は3月15日から31日運転分は3月13日午前6時、4月1日以降運転分は3月14日午前6時から発売する。

