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JAL、東京〜香港線70周年 春節で記念便満席、カンフー演舞で節目祝う


日本航空(JAL)は、東京〜香港線の就航70周年を迎え、羽田空港で記念式典を開催しました。この路線は1955年に開設され、同社初の国際線であった東京〜ホノルル〜サンフランシスコ線に続く2番目の国際線です。当初は、沖縄経由で週2便で運航され、その後、便数や運航時間の改善を経て、1959年にデイリー運航になりました。式典では、西原口香織・東京支社長が、香港線がJALのアジア進出の重要な足がかりとなったことを強調しました。また、搭乗客には記念品が配布され、歴史的な展示が行われました。この日は春節の休暇期間と重なり、便は満席でした。

日本航空(JAL)の東京〜香港線が2月4日、就航70周年を迎えた。羽田空港ではJL29便(ボーイング787-9型機、機体記号:JA871J)の出発に合わせて記念式典が開かれ、太極拳友好協会のメンバーが武術太極拳(カンフー)の演舞を披露して華を添えた。

東京〜香港線は、JALで初めての国際線として1954年2月2日に就航した東京〜ホノルル〜サンフランシスコ線に次ぐ2番目の国際線として1955年2月4日に開設。機材はDC-6Bで、東京発が月・金曜、香港発が火・土曜の週2便で就航した。当初は沖縄/那覇を経由しており、所要時間は東京発が10時間、香港発が8時間。東京〜ホノルル〜サンフランシスコ線と接続するダイヤが組まれていた。

同年4月24日から週3便(東京発火・木・日曜、香港発水・金・月曜)となり、さらに同年11月には週3便のうち1便が直行化。所要時間は東京発が8時間半、香港発が6時間に短縮された。デイリー運航となったのは1959年8月のことだった。現在は東京/成田と東京/羽田から毎日各1便を運航している。

式典で挨拶に立ったJALの西原口香織・東京支社長は、1956年に開設したバンコク線、1958年に開設したシンガポール線の2路線がともに香港経由で運航されていたことに言及し、「まさに香港線が当社のアジア進出の足がかりになった」と紹介。「太平洋の窓口である東京と、アジアのハブである香港を結ぶことで、日本、香港、北米、アジア諸国の距離が飛躍的に近くなった」と振り返った。

搭乗口付近では就航当時の写真や時刻表、DC-6Bのモデルプレーンが展示され、乗客には記念品として搭乗証明書と巾着型のトートバックが配られた。

この日は中華圏の旧正月である春節の休暇期間後半とあって、JL29便は座席数203席(ビジネスクラス52席、プレミアムエコノミークラス35席、エコノミークラス116席)に対し、満席となる204名(うち座席不要の幼児1名)が利用。午前9時42分に114番スポットを出発した。

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