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「24年間お疲れ様」 ドクターイエローT4編成のお別れイベント、応募2万人超


JR東海は923形ドクターイエロー(T4編成)の引退を記念して、大井車両基地で特別な洗浄体験イベントを開催しました。このイベントには抽選で選ばれた約200人が参加し、清掃専門スタッフの指導を受けながら、新幹線の車体を特製のスポンジで洗いました。イベントはドクターイエローへの長年の愛顧に感謝を示すためのもので、参加者はT4編成との最後の時間を共に過ごすことができました。T4編成は24年間の運用を終え、今年1月に引退しました。6月頃からは名古屋市のリニア・鉄道館で先頭車両が展示される予定です。

JR東海は2月1日、1月29日に引退した923形新幹線電気軌道総合試験車「ドクターイエロー」(T4編成)の車両洗浄体験イベントを大井車両基地で開いた。

「おつかれさま! ドクターイエロー(T4編成)おそうじ体験イベント」と題したこのイベントには、抽選で選ばれた約200人が参加。JR東海によると、定員の約115倍にあたる23,068人の応募があったという。

新幹線の清掃・洗浄業務を行っている新幹線メンテナンス東海(SMT)の社員から、道具の使い方や洗い方のレクチャーを受けた参加者は、ドクターイエローのイラストが描かれた特製のスポンジやブラシを使い、ねぎらいの気持ちを込めて5・6号車の車体側面を手洗いした。

新幹線鉄道事業本部 運輸営業部の髙井総子さんは、「長らくT4編成に親しみを持ってくださったお客様に感謝の気持ちをお伝えしたい」とこのイベントに込めた思いを話す。T4編成との最後の別れの場として参加者が車両のそばで時間を過ごせるよう、車両所や清掃担当の社員とアイデアを出し合ったという。

ドクターイエローは東海道・山陽新幹線の電気設備や軌道設備を点検する車両。JR東海が保有するT4編成と、JR西日本が保有する923形3000番台(T5編成)の2編成があり、T4編成は2001年9月から運用を開始。約24年にわたって検測走行を続けてきたが、老朽化のため今年1月29日にラストランを迎えた。引退までの総走行距離は15万8,499キロで、地球約40周分にあたる。T4編成7両のうち先頭1両(7号車)は今後、名古屋市のリニア・鉄道館で6月頃から展示される計画。なお、JR西日本が保有するT5編成は、2027年頃まで検測走行を行う予定となっている。

[caption id="attachment_328388" align="alignnone" width="900"] ▲参加者に配られた特製のスポンジと手袋[/caption]

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