JR東海は、名古屋市のリニア・鉄道館が3月でオープン10周年を迎えることを記念して、AR(拡張現実)・VR(仮想現実)技術を活用して、新幹線食堂車の疑似体験などができるコーナーを期間限定で設置している。
期間限定コーナーは、AR技術を活用した「鉄道車両説明ツアー」と、VR技術を活用した「館内飛行体験」、「新幹線食堂車体験」の3種類。「鉄道車両説明ツアー」では、貸与されるスマートフォンのARアプリを起動し、館内の展示車両の前に立つと、画像や文字の解説が画面上に現れる。「館内飛行体験」では、VRヘッドセットを装着し、館内の展示車両を上空からの視点など様々な角度から見学。展示車両が動き出す仕掛けもある。「新幹線食堂車体験」では、VRヘッドセットと専用コントローラーを使用して、走行中の新幹線の食堂車を疑似体験できる。コントローラーで食器を動かすなど、VRならではの体験が可能。
「鉄道車両説明ツアー」は小学生以上、「館内飛行体験」と「新幹線食堂車体験」は13歳以上が対象。設置期間は3月3日から15日まで。参加は各日午前10時30分から午後4時30分まで受け付ける。