
元グラビアアイドルで女優の酒井若菜(44)が24日、インスタグラムを更新。芸能生活30周年を迎えたことを報告した。
酒井は「この7月で、芸歴30年になりました」と書き出し、「どんなことがあっても30年までは頑張る、と心に決めていた私。長かった…。波瀾万丈すぎてへこたれてしまった時もありますが、なんとか達成することができました。よく頑張った!」としみじみ。「15才でこの世界に入ってから、さまざまなことがありました。無責任な大人に振り回されてきたぶん、自分はそんな大人にだけはならないよう努めてきました」と回想した。
“無責任な大人”を反面教師に「ズルはしない。誠実に生きる。自分を諦めない」という信念を貫き、「もちろん間違えたり失敗したこともたくさんあったけれど、私は、自分に裏切られたことはただの一度もありません。私はいま、なりたかった大人になれています。どんな思いをしてきたか。どんなことを乗り越えてきたか。私自身が一番よく知っています。私は私がフェイクじゃないことを知っています」とつづった。
続けて「頑張りすぎないで、無理しないで。そう言っていただけることもあるけれど、芸能界という特殊な世界で生きていくには、頑張ること、無理をすることは避けられません。『それでもやる』を続けた人だけが生き残れる世界です」と芸能界の“荒波”について説明。「裏側の自分を知っているからこそ、私自身が酒井若菜という女優のファンでいられています。よく闘ってきたよ、ほんとうに」と感慨深げに振り返り、「いつも応援してくださっている皆々様にも、心から感謝しています。仕事を長く続ける私なりのコツは、意地と誇り。これからも、無様でもいいからかっこよく生きていきたいです」とつづった。
酒井は15年間所属していた芸能事務所エーチームが昨年3月をもって業務停止となったことにともない退所。同7月に新たに芸能事務所アービングに所属したことを報告していた。