価値開発の連結子会社であるフィーノホテルズは、旧ホテルWBFアートステイなんばの運営で、定期建物賃貸借契約を締結した。
スポンサーであるスターアジア投資顧問とスターアジア不動産投資法人と協議し、信託受託者である三菱UFJ信託銀行との間で完全変動型の契約を締結した。3ヶ月間の売上高から、原価や人件費などの運営費用を控除した金額の8割相当額を賃料として、消費税を加えた額を支払う。
旧ホテルWBFアートステイなんばは、地上9階建てで客室数は100室。2017年4月に竣工、2020年6月に閉館している。スターアジア投資法人は20億円で取得していた。「KOKO HOTEL 大阪なんば」にリブランドの上でオープンを予定している。
価値開発は、「KOKO HOTEL」ブランドを立ち上げ、ユニゾホテルが運営していたホテルを取得、リブランドし、現在は5店舗を展開している。1月には、長期固定賃料型の賃貸借契約の運営店舗を減らし、パフォーマンスに連動した変動賃料型の賃貸借契約や、運営の対価とするフィー収入型の運営委託契約によるホテルを増やす意向を明らかにしていた。