ノルウェー・エアシャトルは、新たな事業計画を発表し、欧州内の短距離路線網を拡充することを明らかにした。
2021年には約50機、2022年には約70機の単通路機を就航させるとともに、負債を約200億ノルウェークローネにまで大幅に削減することを目指している。ライツイシューや増資などにより、40〜50億ノルウェークローネの調達を見込む。
保有する長距離路線向け機材のボーイング787型機は、3月から運航を停止しており、今後の需要にも不確実性が高いとしており、主にイタリア、フランス、イギリス、アメリカで長距離路線向けの社員を雇用している法人は、破産手続きを検討する。
ヤコブ・シュラム最高経営責任者(CEO)は、「長距離部門の需要が近い将来に回復することは予想できず、再編プロセスからの脱却に向けて短距離路線網の開発に注力していく」とコメントした。
ノルウェー・エアシャトルは、1993年に設立。2002年にボーイング737型機を導入。現在はヨーロッパ全域のほか、アメリカ、アジア、南米への長距離路線にも進出していた。
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