ピーチ・アビエーションは、名古屋/中部〜札幌/千歳・仙台線を、きょう12月24日開設した。
名古屋/中部〜札幌/千歳線は1日2便、名古屋/中部〜仙台線は1日1便を運航する。中部国際空港では第1ターミナルを使用する。「シンプルピーチ」の片道運賃は、名古屋/中部〜札幌/千歳線は4,690円から35,490円、名古屋/中部〜仙台線は4,990円から25,390円。いずれも支払手数料や空港施設使用料などは別途必要となる。
初便となった、札幌/千歳行きのMM461便は午前8時37分に出発。160名の乗客には記念品として、キーホルダーとステッカーを配布した。
森健明最高経営責任者(CEO)は、「感染予防対策の徹底を前提に、運航を継続してきた。一部路線で搭乗前に検査してもらうサービスも開始し、当初は12月中旬までの実証だったが、年度末まで延長することを決定した。お客様自身も感染対策を徹底し、移動するのが一つの行動のパターンになってきたと思う」と話した。
ピーチでは、国際線の運航停止で発生した余剰機材を活用し、国内線のネットワーク拡充を急ぐ。「コロナの影響で国際線が厳しい状況にあり、国際線の経営資源を国内線にシフトして展開するタイミングに、就航時期があった。コロナ禍で生き残りをするためにも良いタイミング」(森CEO)とし、成長余力がある未就航路線に進出することによって日本人旅行客の獲得のほか、コロナ後にはインバウンド客の利用も見込む。
中部国際空港には機体の夜間駐機を開始し、8ヶ所目の拠点とする。2021年1月22日には沖縄/那覇・石垣線を開設し、4路線に拡大する。(ゲート・記念品写真はピーチ提供)
■ダイヤ
MM461 名古屋/中部(08:30)〜札幌/千歳(10:15)
MM463 名古屋/中部(17:25)〜札幌/千歳(19:10)
MM462 札幌/千歳(10:55)〜名古屋/中部(12:45)
MM464 札幌/千歳(20:05)〜名古屋/中部(21:55)
MM491 名古屋/中部(13:35)〜仙台(14:40)
MM492 仙台(14:10)〜名古屋/中部(15:25)
MM481 名古屋/中部(07:25)〜沖縄/那覇(09:55)/毎日(2021年1月22日〜)
MM482 沖縄/那覇(10:35)〜名古屋/中部(12:35)/毎日(2021年1月22日〜)
MM487 名古屋/中部(13:25)〜石垣(16:25)/毎日(2021年1月22日〜)
MM488 石垣(17:05)〜名古屋/中部(19:25)/毎日(2021年1月22日〜)
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