Go To トラベル事務局は、全国一律でのGo To トラベルの一時停止に伴う、予約の付け替えの取り扱いを行った場合、キャンセル料相当額の支払い対象外にすることを明らかにした。
札幌市・大阪市・名古屋市・東京都では12月27日まで、これらの地域を含む全国で12月28日から2021年1月11日まで、Go To トラベルを一時停止し、参加事業者には旅行代金の一定割合をキャンセル料対応として、Go To トラベルの予算から支払うとしている。
一方で、既存予約のキャンセルを促すという制度の趣旨に鑑み、事業者が予約者に対して対象期間の既存予約のキャンセルを促した上で、同一の者に対して対象期間に特別価格で商品を販売する場合は、キャンセル料の支払い対象外とするほか、Go To トラベルの参加登録を取り消す可能性があるとしている。
また、申請内容に虚偽がある場合や不実・不適切な方法によりキャンセル料対応にかかる申請をした場合には、キャンセル料対応支払いの対象外とし、事業者の参加登録の取消を行うとともに、事業者名の公表、不正受給分の返還請求、刑事告訴・告発を行う場合があるとしている。