日本観光振興協会、日本旅行業協会(JATA)、日本政府観光局(JNTO)が主催して、10月29日から11月1日まで開催した旅の祭典「ツーリズムEXPOジャパン2020」の来場者数が24,080人だったことを明らかにした。
今回の開催は7回目で、沖縄県宜野湾市の沖縄コンベンションセンターと宜野湾市立多目的運動場を会場とし、初めて沖縄で開催した。航空会社や鉄道会社、旅行関連企業のほか、30の国と地域や日本全国から285企業・団体が出展した。
事前マッチングによる商談件数は1,786件だった。沖縄県内のファムツアーには約100名のバイヤーが参加した。
全来場者のマスク着用を義務化し、サーマルカメラによる体温検知を行ったほか、来場は完全事前予約制とした。全ての業界来場者に健康チェックシートの提出を義務化していたものの、回収は徹底されていなかった。県内からの出展・来場者が多く、宜野湾港マリーナに設けた来場者駐車場は、来場者が少ない業界来場日にも開場直後に満車になったほか、誘導や情報共有が徹底されていないなど、多くの課題も残った。