西東京バスは、政府の緊急事態宣言の解除を受け、6月1日にダイヤ改正を実施する。
沿線学校の授業再開に伴い、通学便を追加する。車内混雑緩和や分散登校などに対応するため、従来の時間帯より幅広い時間で急行便の運行を設定するという。東京純心女子中学高等学校には、京王八王子駅～純心学園系統の急行便を、東海大学菅生高等学校には、小作駅西口～学びの城・菅生高校系統と秋川駅～学びの城・菅生高校系統の急行便を増回する。
また、通勤通学時間帯の利用客の回復を見込み、朝夕ラッシュ帯に運行便を追加する。八王子地区では、東海大学八王子病院系統、秋川街道系統、中野団地系統、陣馬街道系統を、西多摩地区では、平井福生駅系統、三ツ原循環系統を増回する。運休していた夜間深夜時間帯のバス運行も再開する。平日は午後11時台まで延長、土休日は午後10時台まで延長する。
西東京バスは、新型コロナウイルス感染拡大防止の取り組みを実施している。バス車内の換気・消毒や乗務員点呼台でのサーモグラフィカメラの活用のほか、バス車内の最前列席の使用中止と防護シートの設置に取り組んでいる。利用客に対しては、バス車内ではマスクを着用するよう呼び掛けている。
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