茨城県の大井川和彦知事は、3月24日開いた定例記者会見で、茨城空港の新たな愛称を、パブリックコメントの後に有識者会議からの答申を得たうえで、判断することを明らかにした。
2019年12月に茨城県議会で空港の愛称が議員から提案され、1月29日に第1回目の有識者会議の会合が開かれていた。
3月24日に開かれた2回目の会合では、海外向けの愛称のみ変更することを検討するとして、「Tokyo・Ibaraki International Airport」など、東京を用いた6つの候補案を選んでいた。茨城空港の正式名称は百里飛行場で、「茨城空港」は正式名称ではない。
2008年5月に、当時の橋本昌知事が定例記者会見で、英語の表記を「トウキョウ・メトロポリタン・イバラキ・エアポート」とする案を示していたことがある。
2019年の利用者数は80万人と過去最高で、うち8割は国内線利用者が占めている。