京王プラザホテルは、宿泊客の荷物を客室に運ぶ業務に従事していた20代の男性従業員が、新型コロナウイルスに感染したことを明らかにした。
この従業員は2月14日から28日まで、イギリスやポルトガル、スペインを旅行していた。3月13日に発熱と関節の痛みがあったことから、16日まで自宅療養していた。16日以降は熱が下がったことから、18日にはマスクを着用の上で出勤していた。知人が新型コロナウイルスと診断されたことから、PCR検査を実施したところ、20日に陽性が判明した。現在は入院中で、咳や発熱などの症状はないという。保健所の調査では、利用者や従業員に濃厚接触者はいなかったものの、健康観察対象者となった従業員7人は自宅待機としている。
京王プラザホテルでは、保健所の指導のもと、館内の消毒など、感染拡大を防ぐための対応を行っているとしている。
⇒詳細はこちら