MGMリゾーツ・インターナショナルは、大阪でのカジノを含む統合型リゾート(IR)の開発方針を改めて発表した。
ジム・ムーレン会長兼CEOは声明で、「MGMリゾーツは、大阪での統合型リゾート実現に全面的にコミットしています。当社はすでに、大阪と、大阪の皆様の声を最優先させることを意味する『大阪ファースト』方針を宣言しており、その意思に変わりはありません」と、大阪での開発方針に変化がないことを強調。「大阪で、地域の皆様とのパートナーシップを築く活動を過去数年間に渡り続ける中で、大阪が求める唯一無二の統合型リゾートを実現できるのは、世界中でMGMリゾーツをおいて他にないとの確信を日々深めているからです」と付け加えた。
さらに、「私たちは、観る人の心を躍らせるエキサイティングなアートや音楽関連イベントから、国際会議、高級レストラン、ショッピング体験に到るまで、世界と日本のお客様を大阪・関西に惹きつける、世界トップクラスのエンターテイメントを夢洲にもたらします。MGMには、世界中で大規模なIRを開発・運営してきた豊富な経験と実績があります。新たなIRを計画する際には、常に地域の声を最優先させ、地域経済を活性化し、雇用機会を多様化し、すべてのステークホルダーに利益をもたらすことを企業理念として掲げていることから、これまでもその土地の特色を最大限に活かしたユニークなIRを産み出してきました。また、大阪に強い経営基盤を有する日本を代表する企業のひとつ、オリックス株式会社とパートナーシップを結び、協力・協働して大阪のIRプロジェクトに取り組めることを大変嬉しく思っています。現在大阪でのRFCへの回答提出に向け、オリックスと共に全力で作業を進めており、この歴史的な応募プロセスに臨めることを大変光栄に思います」とした。
MGMリゾーツ・インターナショナルは、アメリカやマカオなどでIRを開発するほか、28のホテルブランドを展開している。2014年に日本法人の日本MGMリゾーツを設立し、今年1月には大阪オフィスを中之島に開設していた。
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