クラウド出張手配・管理サービス「AI Travel」を運営するAIトラベルは、総額2億円の資金調達を実施した。
AGキャピタル、キャナルベンチャーズ、JR東日本スタートアップ、ジェネシア・ベンチャーズ、横浜キャピタルや事業会社から第三者割当増資、日本政策金融公庫など金融機関から普通融資、その他メガバンクから当座貸越により調達した。これにより、累計調達額は3.3億円となった。
「AI Travel」は、出張の要件を入力するだけで、一人から複数人の国内・海外出張の交通手段・宿泊先をまとめて一度に手配できるサービス。経理・総務部署向けの管理画面は、出張申請から出張状況、出張後の経費精算についてデータが見える化されることから、出張コストの管理・最適化を行うことができる。これまでに約200社が導入し、利用者数は1万名を超えている。約3割の出張経費削減を実現したケースもあるという。
資金調達によって、JR東日本グループの提供する「JR東日本ダイナミックレールパック」や「駅レンタカー」の取り扱いを皮切りに、チケットが手動手配となる領域の自動化やチケットレス化に向けた開発連携も可能となるとしている。
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