スターアライアンスとNEC、生体認証でスムーズな搭乗可能に 来年3月までにサービス開始へ

スターアライアンスと日本電気（NEC）は、生体認証による乗客の体験価値向上を目的に協業する。

NECによる世界最高クラスの認証制度による顔認証技術を活用した本人確認プラットフォーム「Star Biometrics Hub（スターバイオメトリクスハブ）」の開発で協力する。

事前にスターアライアンス加盟航空会社各社のモバイルアプリで顔画像とパスポート情報を登録し、モバイルアプリや空港のキオスク端末でチェックインを行うと、手荷物預け、ラウンジ、搭乗ゲートなどで、従来は実施していたパスポートと搭乗券の提示が不要となり、顔認証による本人確認で通過できるようになる。空港によっては、保安検査や出国審査でパスポートの提示を求められる場合もある。2020年3月までにサービスを開始する。

生体情報の使用に同意し登録した乗客が利用できるもので、旅客の顔画像や個人情報は暗号化され、プラットフォーム内に安全に保存されるという。ホテルや商業施設、レンタカーなどのサービスでもりようできるようにするという。