フェロビエ・デッロ・スタート(FS)は、アリタリア-イタリア航空の再建に向けたパートナーに、アトランティアとデルタ航空を選んだ。
現地メディアによれば、フェロビエ・デッロ・スタートとアトランティアがそれぞれ35%、イタリア財務省とデルタ航空がそれぞれ15%を出資する見通し。
フェロビエ・デッロ・スタートは、イタリア政府が全額を出資する鉄道会社。アトランティアは、イタリア財務省が出資し、高速道路や空港を管理している。デルタ航空は、アリタリア-イタリア航空と同じ、航空連合のスカイチームに加盟している。
アリタリア-イタリア航空は、アリタリア航空として1947年に設立。2001年にスカイチームに加盟した。経営難から、2008年に会社更生手続きを開始。2014年にはエティハド航空傘下に入った。2017年には事実上倒産し、イタリア政府からのつなぎ融資によって運航を継続している。
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