在エジプト日本国大使館は、エジプト・キザ県のピラミッド地区大エジプト博物館建設サイト近辺で、観光バスが被害に遭う爆発が発生し、少なくとも12名以上が負傷した模様であるとして注意を呼びかけている。
在留邦人や旅行者に対して、テロの標的になりやすい軍・警察・司法等の政府関係機関の施設や車両、主要インフラ施設、治安当局が立ち入り規制している場所等には近づかないようにすることや、不審な状況、不審物・人物を察知したら、速やかにその場を離れるよう求めている。2018年12月にも、ピラミッド地区で3名が死亡する観光バスの爆破事件が発生している。
外務省はエジプト各地に、レベル1(十分注意)からレベル3(渡航中止勧告)の危険情報を発出している。レベル3となっているのは、アカバ湾に面したダハブからシャルム・エル・シェイクまでの沿岸地域を除く北シナイ県と南シナイ県、リビア国境地帯。