![中国南方航空](/showTraicyimg?url=https%3A%2F%2Fwww.traicy.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2018%2F11%2FDSC_4451.jpg&f=20170802)
大手旅行会社エイチ・アイ・エス(H.I.S)や、エイチ・アイ・エスが運営する航空券予約サイトの「サプライス」で、4月18日夜から19日午前にかけて販売されていた、中国南方航空の東京〜広州線往復航空券の誤表示されていた運賃での予約客に対し、お詫び金を支払うことでキャンセルに応じるよう連絡していることがわかった。
これは、中国南方航空の東京/羽田〜広州線の5月から10月にかけて出発する往復航空券を、運賃部分を1,000円、燃料サーチャージなどが3,900円、諸税が5,180円の計10,080円で販売していた。エイチ・アイ・エスのウェブサイトでは、これに取扱手数料を収受している。
![](/showTraicyimg?url=https%3A%2F%2Fwww.traicy.com%2Fwp-content%2Fuploads%2F2019%2F04%2Fscreencapture-surpricenow-flights-reserve-confirm-aspx-2019-04-19-06_44_32.jpg&f=20170802)
この料金で販売していた7月の日程を、中国南方航空のウェブサイトで検索した場合、総額は54,940円で、運賃部分は45,900円だった。運賃部分のみを比較した場合、正規運賃より97.8%を割り引いた価格で販売していたことになる。両サイト以外にこの運賃で販売しているウェブサイトはなかった。
エイチ・アイ・エスでは予約客に対し、お詫び金1万円を支払うことを条件に、予約客にキャンセルに応じるよう電話で連絡している模様だ。予約客が航空券を利用することを求めることもできる。エイチ・アイ・エスの広報担当によれば、原因は両サイト上での誤表示によるものとしている。