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中部国際空港は、建設中の格安航空会社(LCC)向け新ターミナルビルの名称を「第2ターミナル」とし、9月20日に供用を開始sるうと発表した。
第2ターミナルは、「利便性と機能性の追求」「拡張性の確保」「新たな賑わいの創出」をコンセプトに、建物は簡素な作りとし、滑走路をイメージした広い通路を設け、視覚的に分かりやすい導線を設けたチェックインロビーを設けた。
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また、LCCターミナルとして国内で初めて、自動手荷物預入機を備え、保安検査設備はスマートレーンや高性能X線検査機器、インラインスクリーニング検査機器を導入する。チェックインカウンター、保安検査場、搭乗ゲートといった主要な導線は、混雑ピークに合わせて国際線にも国内線にも利用できる構造を採用した。搭乗橋ではなく「パッセンジャーボーディングルーフ」を通って徒歩で搭乗する形となる。国際線同士の乗り継ぎが可能な乗り継ぎ検査場も設けた。
年間旅客取扱数は、国際線300万人、国内線150万人の計450万人。スポット数は10、ゲート数は14。国際線旅客施設使用料は出発時に限り、大人1,280円、小人640円を徴収する。国内線の旅客施設使用料は別途発表する。
また、既存ターミナルの名称は「第1ターミナル」とする。
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