西武鉄道と西武プロパティーズは、東京・池袋に大規模オフィスビル「ダイヤゲート池袋」を竣工した。
日本で初めてとなる、線路をまたぐ超高層ビルで、西武池袋線の線路上空と所有する線路西側の用地を活用して、旧本社ビルを建て替えた。地上20階、地下2階建てで、低層部分には商業施設、高層部分はオフィスとして利用する。オフィスフロアの賃貸室面積では池袋トップクラスを誇るほか、免震構造の採用などで防災面にも考慮、防災備蓄倉庫の設置し、帰宅困難者への対応も担う。線路上空のデッキの供用はすでに開始している。
池袋駅周辺は、2015年7月に「特定地域再生緊急整備地域」に指定され、「アート・カルチャー都市構想」の実現に向けた都市づくりを行っていた。ダイヤゲート池袋は2015年7月に新築工事に着工し、工事が進められたきた。
西武ホールディングス、プリンスホテル、西武プロパティーズの3社が本社を移転し集約する。西武線沿線で事業を展開すうる会社は所沢に本社機能を集約し、2拠点での連携を強化する。