JR東海は、2019年の重点施策と関連設備投資について発表し、2020年春のダイヤ改正までに東海道新幹線の全列車をN700Aタイプに統一することを明らかにした。
2019年度にN700A(3次車)の投入を完了し、東海道新幹線の全列車をN700Aタイプに統一する。この車種統一に伴い、全列車の最高速度が時速285キロに引き上げとなる。引き上げられた最高速度を活かし、利便性・安全性をさらに高めるダイヤ改正を2020年春に実施するとしている。
また、地震ブレーキ距離の短縮や状態監視機能の強化等による安全性・安定性の向上や、バッテリ自走システム等による異常時対応能力の強化などを実現する次期新幹線車両N700Sの営業運転開始を2020年度に予定しており、準備を進めるほか、ハイブリッド方式による在来線次期特急車両の試験走行車を新製し、走行試験を開始するとしている。
東海道線・袋井~磐田間に設置予定の新駅「御厨駅」の開業準備や、東海道新幹線・新大阪駅(20~26番線)および東海道本線・金山駅への可動式ホーム柵の設置工事も進めるとしている。
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