ニュージーランド航空は、航空業界誌「エア・トランスポート・ワールド(ATW)」の「エアライン・インダストリー・アワード」で、「エコ・エアライン・オブ・ザ・イヤー」と「パッセンジャー・エクスペリエンス・アチーブメント・アワード(顧客満足度最優秀賞)」を受賞した。
廃棄物の削減や、ニュージーランド各地のコミュニティとの連携や支援、二酸化炭素排出量の削減といったサステナビリティに関する取り組みや、エコノミークラスの3席をフラットにして利用できる「スカイカウチ」に子供向けハーネスやベビーベッドを導入した機能変更などが評価された。
過去12ヶ月間で、ゲートに駐機中の機体に電力供給することで7,300トン相当、社員の出張で8,700トン相当の二酸化炭素排出量を削減し、未開封の飲み物やスナックなど、機内で利用する1,600万個のアイテムを廃棄することなく再利用するとともに、機内やラウンジでの使い捨てのプラスチックアイテムを使用を中止するなどの取り組みを行っている。
ニュージーランド航空のクリストファー・ラクソン最高経営責任者(CEO)は、「ニュージーランド航空がサステナビリティにおける企業リーダーとして認められたことを、嬉しく思います。組織のあらゆるレベルにおいて社員が積み上げた努力を、高く評価いただくことができました。よい変化を生み出せましたが、さらに発展させていく必要があります。ニュージーランド航空の革新性、そして顧客体験の向上に取り組む姿勢をすばらしいと評価していただいたのは、大変名誉なことです」とコメントした。
表彰式は3月26日に、ニューヨークで開かれる。
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