国土交通省近畿運輸局は、西日本ジェイアールバスの監査の結果、法令違反が確認されたことから1月10日付けで行政処分を行ったことを明らかにした。
これは2018年8月26日に、高速バスが乗合バスが和歌山県内で高速道路の渋滞回避のため、迂回経路で運行を行った際にルートを誤り、カーブミラー等への接触事故を引き起こし、運行が不能となったことから、同年9月10日と14日に監査を実施したことによるもの。
認可を受けずに路線を設定していたことや、運転基準図による運転者に対する指導が不適切であったことが、道路運送法に違反していたとして、のべ20日間の、4両の車両使用停止処分とした。
西日本ジェイアールバスは、「ご利用のお客様に多大なご迷惑をおかけしましたことを深くお詫び申し上げます。今回の処分を厳粛に受け止め、再発防止に取り組んでまいります」とのコメントをウェブサイト上に掲載した。