トリップアドバイザーは11月14日、全世界でサービスを刷新した。
リニューアルでは、旅に必要な情報すべてを1つの情報プラットフォームに集約することで、利用者が簡単に情報を見つけ、保存・共有できるようにした。
旅行者や施設オーナーに加え、メディアやブランドもトリップアドバイザー上で情報を提供できるようにした。カーサ・ブルータス、家庭画報、フィガロジャポン、ことりっぷ、るるぶ&more.、VOGUE JAPAN、地球の歩き方編集室、ELLE Japanなど40媒体以上のパートナーが認証アカウントとして参加している。これらのアカウントをフォローすることで、フォローした人の情報を元にパーソナライズしたクチコミ、動画、関連記事、写真などの情報をフィードに表示する。
旅行ガイドや旅程表、旅行中にしたいことなどをリストアップすることができる「リスト」機能は、地図上でルートを確認することもできる。公開・非公開が選べ、一般公開した場合は他の旅行者も閲覧できるようになる。
例えばパリへの旅行を考えている場合は、パリのベストレストランに関する記事やインフルエンサーによる”絶対すべきこと”のガイド、フォローしているアカウントのエッフェル塔近くにある新しいホテルについてのクチコミなどを表示させる。さらにレストランやツアー、宿泊施設の予約もワンストップでできるようにする。
トリップアドバイザー日本法人の牧野友衛代表取締役は、「旅行計画を立てる際に使われるのがウェブ検索で上位に出たページ。分散した情報をユーザーが探さなければいけない」と問題点を指摘した上で、これらの新機能によって解決できるとした。一方で、クチコミの信頼度を一次情報を扱うメディアの情報によって補完することは否定した。
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