航空機整備事業を手掛けるMRO Japanは、第三者割当増資を実施した。
MRO JapanはこれまでANAホールディングスの完全子会社として、伊丹空港でANAグループの機材を中心とした航空機整備事業を行ってきたものの、11月以降は那覇空港内の格納庫に事業所を移転する。これにより、国内外の航空機整備需要の取り込みを目指す。
増資額は9億9,000万円で、資本金は10億円となった。株主構成と株式保有割合はANAホールディングスが45%、ジャムコが25%、三菱重工業が20%、沖縄振興開発金融公庫と琉球銀行、沖縄銀行、沖縄海邦銀行、沖縄電力がそれぞれ2%となる。