大韓航空は、航空業界誌のAir Transport World(ATW)が発表した、2018年の「世界で最も優れた業績をあげた航空会社」に選出された。
2017年の純利益は8億5,000万米ドルで、2016年から約14億米ドルの増加を記録。営業収入ではトップ20、営業利益およびRPK(有償旅客キロ)でもトップ25にランクインしている。
大韓航空では、数値的な成長よりも質的な成長に力を入れたことやマーケティング戦略の多様化、キャパシティコントロールの柔軟化、路線ごとの収益性のモニタリング、カスタマーサービスの差別化、ボーイング787型機などの新たな機材の導入の継続といったことが要因と分析している。
ジョン・ジャクソン米州担当常務は、「大韓航空は、財務の面でも、グローバルなオペレーションという面でも、非常に強力な航空会社です。私たちは太平洋横断航路に就航する航空会社の中では最大の企業であり、デルタとの合弁会社の設立によって、太平洋横断航路における最も強力な企業連合体としての位置も確立しています。また、来年の春には、提携航空会社であるデルタとともに、ボストンやミネアポリス/セントポールといった新航路への進出も計画しています。今、大韓航空は素晴らしい時期を迎えています」とコメントした。
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