エールフランス航空は6月18日より、大阪/関西〜パリ線にボーイング787-9型機の投入を開始した。
全長2メートルのフルフラットになるビジネスクラスは、全席通路側の「1-2-1」配列で30席、リクライニング角が130度でより足元が広いプレミアムエコノミークラスは「3-3-3」配列の21席、エコノミークラスは「3-3-3」配列の225席の計276席を設置。機内Wi-Fiは20メガバイト(MB)から200MBまで希望の容量を購入でき、料金は5ユーロから30ユーロ。
エールフランス航空では、ボーイング787-9型機を2016年12月に初受領。2017年1月のカイロ線より投入を開始した。2017年12月現在で全5機を保有し、モントリオール、ロンドン、リヨンなどを結ぶ路線に投入しており、今夏と冬にそれぞれ1機ずつ納入される見通し。
初便となるAF292便は、パリ/シャルル・ド・ゴールを定刻より1時間25分遅れの6月18日の午後3時25分に出発。大阪/関西には翌19日の午前9時51分に到着した。折返しのAF291便は、大阪/関西を定刻より55分遅れの午前11時25分に出発し、パリ/シャルル・ド・ゴールには午後5時23分に到着する見通し。ゲートで開催予定のイベントは、18日に発生した大阪北部地震の影響で取りやめたほか、大阪・梅田に期間限定オープンするカフェ「Café エールフランス par AUX BACCHANALE」も、初日となる18日の営業を見合わせた。
エールフランス航空は夏スケジュール期間中、パリと日本を結ぶ直行便を、東京/成田と大阪/関西から毎日1便、東京/羽田から1日最大2便の週26便を運航する。
■ダイヤ
AF291 大阪/関西(10:30)〜パリ/シャルル・ド・ゴール(16:05)
AF292 パリ/シャルル・ド・ゴール(14:00)〜大阪/関西(08:40+1)
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