東京商工リサーチによると、日中エアーサービス(旧毎日旅行、日本旅行業協会(JATA)正会員、東京都知事登録旅行業第3-6006号)が、東京地方裁判所より1月15日に破産開始決定を受けた。
日中エアーサービスは2008年に毎日旅行として設立し、海外・国内の格安航空券の販売を中心に事業を展開していた。中国や韓国などアジアを主力とするほか、訪日旅行も手がけていた。
近年は個人手配が主流となったことから経営環境が悪化し、2017年11月24日に株主総会の決議で解散したものの、債権債務整理のため継続し、商号を変更、破産を申し立てた。破産管財人には霞ヶ関国際法律事務所の阿部信一郎弁護士が選任された。